契約後だから思うセキスイハイムのメリット・デメリット

私たちは2022年にセキスイハイムと契約しました。

契約するまでの記事はこちら

打ち合わせも全て終えた今だから思うセキスイハイムのメリットデメリットを紹介します。

これから家づくりを考えられているあなたの参考になれば幸いです。

セキスイハイムのメリット

軽量鉄骨造の大手ハウスメーカーとしては比較的安価

セキスイハイムは軽量鉄骨造の大手ハウスメーカーの中では比較的安価なメーカーになります。

ただ、大手ハウスメーカーにはなりますので、中価格帯のメーカーや工務店に比べると高額であるのは間違いないです。

契約後も営業の方とそのまま打ち合わせを進める

仕事が完全に分業になっている大手ハウスメーカーに多いのが、契約後は別の方に引き継がれて打ち合わせを進めるパターンです。

セキスイハイムではそれがなく、インテリア・外構・設計の確認以外は基本的に営業の方とそのまま打ち合わせを進めることになります。

これに関してはメリット・デメリットどちらもあるかと思いますが、優秀な営業の方に担当いただければ、打ち合わせをよりスムーズに進めることができます。

LIXIL・Panasonic・クリナップと提携

セキスイハイムではLIXILPanasonicクリナップと提携されているので、キッチンや洗面台、トイレなどの水回り設備は割引価格で設置できます。

この3社以外のメーカーの設備を設置しようと思うと割引が少なく、割高に感じることになります。

また、上記3社の設備でもセキスイハイムの仕様から外れたものになると、工場で取り付けることができないので、こちらも割高となります。

基本的な仕様であれば問題ありませんが、気になる方は事前に確認しておくといいと思います。

LINEでいつでも質問できる

これは営業の方によるかもしれません。私たちの場合は契約した際に、担当の方から

「いつでもご質問いただけるようLINEの連絡先を交換しましょう!」

と言っていただいたので、私たちはLINEでも質問しまくりました(笑)。

(担当いただいた方には本当にお世話になりました…。)

営業の方にもよるかもしれませんが、打ち合わせで聞けなかったこともたくさん質問できたのはありがたかったです

もちろん、LINEの連絡先を伝えるのに抵抗のある方は断ることもできます。

ユニット工法は、ある意味素人でもわかりやすい

家の間取りを決めるとき、何ができてなにができないか私たち素人が判断するのは非常に難しいです。

ただ、セキスイハイムのユニット工法は、ユニットの柱に干渉しなければ基本的になんでもできます

慣れれば素人の私たちでも間取りを考えやすい工法ではあります。

点検・修理のしやすい全館空調

セキスイハイムでは「快適エアリー」とよばれる全館空調が使われます。

この空調システムにはデメリットもありますが、その分メリットもたくさんあります。

下記の記事で快適エアリーについても紹介しているので、よければご参考ください。

太陽光発電を目一杯設置できる

セキスイハイムの特徴の1つですが、平屋根にして屋根にめいいっぱい太陽光パネルをのせられます

さらに、蓄電池も容量の大きなものを比較的安価で設置できるので、自分たちで使う電気はなるべく自家発電することができます。

売電価格がこれから上がることは難しいですが、電気代はまだまだ高騰していくと考える方、災害時でも電気を使えるようにしておきたい方にはおすすめのメーカーです。

セキスイハイムのデメリット

ここからは実際に打ち合わせを進めて感じたセキスイハイムのデメリットを紹介します。

ユニット工法の間取りの不自由さ

ユニット工法でよく言われる「間取りが不自由」という噂は本当です。

よほど特殊な間取りにしない限り大丈夫ではありますが、私たちも窓をつけたいところにつけられなかったりしました。

契約前にしっかりと確認しておくことをおすすめします。

工場生産ゆえの決まりがある

セキスイハイムの軽量鉄骨の家は、家の大部分を工場で作ります。

そのため、工場でできない仕様は取り入れられない場合があります

特に下記の点は確認しておいた方がいいです。

窓の高さや位置はある程度決まっている

セキスイハイムの家では好きな位置に好きなように窓を設置することはできません

なるべく窓は多くしたい方や天井ギリギリの高い位置に窓をつけたい方は注意してください。

天井の高さはMAXで250cm

セキスイハイムでは、天井高は一番高くしても250cmまでになります。(吹き抜けは除く)

250cmあれば一般的には十分な高さになりますが、他に270cmなどもっと高くできるメーカーもありますので、「天井をとにかく高くしたい!」という方には不向きかもしれません。

お風呂は基本的に選ぶことができない

お風呂はセキスイハイム仕様のものを工場で取り付けることになります。

そのため、基本的にはメーカーを選んだり個性的な仕様にすることはできません

工場ではなく現場で設置ができる場合もあるそうなので、お風呂にこだわりのある方は営業の方に相談してみてください。

無垢床はおすすめされない

セキスイハイムの方は無垢材の床をあまりおすすめされていませんでした。(選択することはできるそうです。)

理由は「快適エアリーとの相性が悪い」からです。

一般的に「無垢床と床暖房は相性が悪い」と言われています。

快適エアリーは床暖房ではありませんが、床下を温めているので床暖房同様、無垢床に過剰な温度変化を与えてしまい縮んだり反ったり割れる恐れがあるそうです。

床暖房に強い無垢床などもあるそうなので、床についても相談してみてください。

打ち合わせの回数は決まっている

多くのハウスメーカーで打ち合わせの回数が決まっています

セキスイハイムも例外なく打ち合わせの回数が指定されています。

私たちは図々しくも

「打ち合わせの回数って増やしてもらえたりできますか?」

とお願いしてみましたが、さすがにだめでした(笑)。

その分、LINEで質問させてくださったりしたので、結局は時間が足りないこともなく打ち合わせを進めることができました。

外壁のタイルは高い

セキスイハイムでは磁気タイル外壁を採用できます。

この磁気タイルですが、見た目と性能が良い分やはり金額は高いです。

一般的な延床35坪ほどの家であればおよそ100万円強の金額になります。

ワンランク上げた分厚くて重厚感のあるタイルを採用するなら、さらに+100万円程かかります。

それだけの価値はあると思いますので、予算と相談しながらぜひ検討してみてください。

【まとめ】セキスイハイムが向いている人

実際に打ち合わせを進めて、下記のような人であればセキスイハイムが向いていると感じました。

工場生産に安心を感じられる人

工場で安定した品質の家を作ってほしいという方にはピッタリです。

個性的な間取りは考えていない人

自分たちの理想の間取りにできるか契約前に確認しましょう。

太陽光発電を積極的に行いたい人

電気代はまだまだ高騰していくと考えるなら検討してみる価値はあります。

あったかハイムに魅力を感じた人

床から温めながら空気循環もしっかりしている全館空調はあまりありません。

足元から暖かい家に憧れている人に向いていると思います。

住宅会社で話を聞く前に行ってほしいことも下記の記事でまとめているので、よければご参考ください。

コメント